


今日はアップルティーブレッド、いちごみるくベーグル、レーズンロールの3種類を焼きました。
パンでも季節を感じたい。
春らしいパンってなんだろう?そんなことを考えながら選んだ3種類です。
▣アップルティーブレッド:アップルフレーバーのアールグレイ茶葉を練り込みました。
▣いちごみるくベーグル:いちごソースを使用していつものベーグルをアレンジしました。
▣レーズンロール:レーズンパン(小物)を1本編みの成型で作りました。
本日のそれぞれの温度

仕込み生地の捏ね上げ温度は、一次発酵・ベンチタイム・二次発酵の時間にも影響しますので、毎回載せています。
《本日の気温 14℃》2023.3.25(土) 雨
《アップルティーブレッド》室温 22℃
・粉温 22℃ ・水温 30℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度=30℃/27℃ (+3℃)
《いちごみるくベーグル》室温 22℃
・粉温 22℃ ・水温 30℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度=30℃/28℃ (+2℃)
《レーズンロール》室温 22℃
・粉温 22℃ ・水温 30℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度=30℃/27℃ (+3℃)

仕込みの順番は
いちごみるく→アップルティー→レーズン。
エアコンは不使用です。
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
アップルティーブレッド

このアップルティーブレッドは、お気に入りのパンドミーの配合にアップルフレーバーのアールグレイ茶葉を練り込みました。
パン生地に加える時は、ティーバッグを使用するのが便利でおすすめです。
時には茶葉をミルで挽く時もありますが、今回の茶葉は細粒なのでそのまま加えました。
パン学生の時に出会って魅了された、フォションのアップルティーブレッドが目標です。
参考記事:フランスの老舗ブランドのはなし
ミキシングのポイント
母校は東京製菓学校 パン専科
アップルティーブレッドの作り方
アップルティーブレッドの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。





















二次発酵終了と焼成の写真を撮り忘れていました(・・;)
参考記事:パンチのはなし
イーストと発酵のはなし
どうしたらいい?型と絵本のはなし
いちごみるくベーグル

いちごみるくベーグルは、レシピ2のプレーンベーグルのアレンジです。
水分を卵+牛乳ではなく、いちごソース+牛乳+卵に代えました。
いちご味のパンって意外と少ないです。
なぜなら、フレッシュないちごも、フリーズドライのいちごも、粉末のいちごもみな高価だからです。
何かないかな…と探していたところ、瓶のいちごソースに出会いました。
ジュースを水分に使うことは過去にもありましたが、甘いソースを代用するのは初めてのこと。
ほぼ問題なかったですが、ミキシング時に生イーストとソースが直接ふれたことが原因(と思われる)で、発酵が抑制されました。
その結果、デメリットとしてはボリュームが小さく発酵時間を長く要しました。
メリットとしては、小ぶりで生地がギュッとつまりモチモチ感がいつもよりも増しました!

ソース=砂糖。
発酵抑制の原因は砂糖の可能性大です。
詳しくは『イーストの実験』をご覧ください。
いちごみるくベーグルの作り方
いちごみるくベーグルの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。





















ボイル時も生地が沈み、
浮いてくるまでに時間がかかりました。
※イーストを入れ忘れた場合は生地が浮きません※
レーズンロール

わたし自身も大好きで、祖母を思い出すレーズンパンはよく作ります。
今日は1本編み成型にしました。
成型を変えると、若干食感なども変わるのがパン作りのおもしろいところです。
パン生地に使用した残りの卵が少量ありましたので、焼成前に塗る卵液用にとっておきました。
しかし、容器を倒してしまい、シンクに流れてしまいました…(゚д゚)!
そんなわけで、マットな仕上がりとなりました。

パンの呼び方は諸説ありますが、
ロールは小物パン、
ブレッドは型焼きパンや大物パンを指します。
レーズンロールの作り方
レーズンロールの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。

























編み方はこのほかにも数種類ありますよ♪
まとめ

今日は「アップルティーブレッドはほのかに香る程度なので、食事パンとしてサンドウィッチなどにも向いているよ」
「いちごみるくベーグルは粒のぷちぷち食感がおいしく、生地のピンク色がかわいいよ♪」
「レーズンロールに卵サラダを挟むのが好き♪」
「今日は少し甘めのパンに偏っちゃったな」というおはなしでした。
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