


三色食パンとカスターレーズンを焼きました。
型焼きの食パンと菓子パンの2種類です。
▣三色食パン…中種法で作る食パンの生地を、途中で3等分に分け、紫芋と抹茶を加えて三色にしました。
▣カスターレーズン…菓子パンレシピのアレンジです。
生地に紅茶を入れること、レーズンの下処理時に紅茶を使用することで香りをつけました。
参考:菓子パンのはなし
食パンのはなし
NO.7菓子パンレシピ
本日のそれぞれの温度

パン作りの大切なポイントのひとつが、仕込み生地の捏ね上げ温度です。
目標の捏ね上げ温度を実行するためには、あらゆる温度計測から水温を出してミキシングを開始します。
《本日の気温 20℃》 2023.4.29(土)晴れ
《三色食パン》室温 24℃ 中種法
【中種】
・粉温 25℃ ・水温 25℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 24℃/25℃ (-1℃)
【本捏ね】
・粉温 25℃ ・水温 25℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 28℃/27℃ (+1℃)
《カスターレーズン》室温 28℃
・粉温 25℃ ・水温 24℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 24℃/24℃ (±1℃)

この季節、我が家は少し部屋があたたかいです。
まだ水道水の温度調節がきくので蛇口から出る水でOK♪
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
パンの作り方 製法②中種法
三色食パン

今回三色食パンにしたのは、紫芋パウダーと抹茶パウダーの賞味期限が近づいていたのがきっかけです。
ベーグルにするのはこれまでもやってきたこと。
今日は食パンを作りたかったので、ミキシングの途中で生地を三等分にして、三色の食パンにしました。
成型を三つ編みの型焼きにすることで、スライスした時に出る断面が毎回ちがうのを楽しむことができます。

ベーグルもおいしいんですけどね(*´з`)
三色食パンの作り方
三色食パンの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。





































小さいオーブンなので
30分おきに型の向きと位置を変えています。
火回りを調整して全体が均一に焼けるようにします♪
参考記事:焼成のはなし
絵本と型のはなし(型と生地分量の考え方)
カスターレーズン

レーズンカスターは菓子パンレシピで作ることができます。
カスタードクリームとレーズンの相性は抜群です。
そのおいしさを知ったのは、やはりフランス留学中と言っても過言ではありません。
フランスには、渦巻型でデニッシュ生地のパン・オ・レザンという定番の菓子パンがあります。
ですから、パンの学校ではカスタードクリームを炊くことをも教えられるのです。
ただし、今では簡単な時短アイテムがたくさん存在しますので、わたしはそれを使うことにしています。
今回も牛乳をそのまま袋に加えて、混ぜるだけでカスタードクリームが完成しました。スゴイ!!

参考記事:ブーランジェリーのはなし
フランスの製パン法
フランスの老舗ブランドのはなし
パン留学 INBP~帰国編

今回はレーズンの下処理に紅茶を使用しました。
食べた時にレーズンからもアップルティの香りがほのかにします♪

参考記事:レーズンパンのはなし
菓子パンのはなし
デニッシュのはなし
カスターレーズンの作り方
カスターレーズンの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。

























食べてもらったみなさんからの評判もよかったです♪
参考記事:たまごのはなし
アップルティブレッド&いちごみるくベーグル
まとめ

今日は「三色食パンは、縦によくのびて食感もしっとりもっちりおいしくできたよ♪」
「強いて言うなら、ちょっと抹茶量を減らしてもよかったかな」
「カスターレーズンは軽くてフワフワ、紅茶の量もちょうどよかった♪」
「三色食パンはあら熱がとれたらスライスして、カスターレーズンはそのまま冷凍保存。食べる時に自然解凍するといいよ」
というおはなしでした。
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