
覚えておくと便利 生地の比容積
パン作りで型に困ったことはありませんか?
見ているレシピで使っている型と自分の持っている型とが違う場合、
同じ生地量にしてしまって「あれー?!」って経験、あると思います。
そんな時、どうしていましたか?
次の機会に『この前よりちょっと減らしてみよう/増やしてみよう…』
そんな当てずっぽうだと苦労しますよね。
そんな時のために生地の比容積があるんです!!
生地の比容積
型の容積÷生地の比容積=分割生地量
生地の比容積=標準 3.6

念のため…
容積=縦×横×高さ
型は台形なので右図のようになりますね。
(a+b)÷2×(c+d)÷2×e=容積
例)
(20+19)÷2×(10+9)÷2×10=1852.5


1852.5÷3.6=514.5 ⇒この型には515gの生地量を入れるとちょうどいいとなります。
山型パンの場合は型に生地を2つか3つ分けて入れるので
全体量÷2、÷3とすればいいわけです。
山ふたつ…515÷2=275.5 ⇒260g×2
山みっつ…515÷3=171.6 ⇒172g×3 (175gまでは許容範囲)

ぜひおうちの型を測って
分割量に自信をもってトライしてみてください♪
参考:本日のパン2022.5.7 角食に同じ型を使用
本日のパン2022.5.20 パンブリオッシェに同じ型を使用
本日のパン2022.5.28 レーズンブレッドに同じ型を使用
パンの絵本

今は追いつけないのでとっくに買うのをやめてしまいましたが、
25年くらい前は本屋さんでパンの絵本を見つけたら即買いしていました。


パンの絵本 からすのパンやさん
この中で特に大好きなのが『からすのパンやさん』と『ぼくのぱんわたしのぱん』。
小学校低学年の頃に読んで、自分もパンを作った気になっていました。


おともだちのなかで 評判になります

カラスのパン屋さんのおはなしです
パンの絵本 ぼくのぱんわたしのぱん


「ぼくたちも作ろうよ!」と始まります

実際にこの後、パンのレシピ本を見てパン作りを始めました。
『ぼくのぱんわたしのぱん』のおかげで実践前からパンの作り方を理解していましたよ。
『からすのパンやさん』のおかげで、みんなパンが好きなんだなぁとか
パンを通してみんなをハッピーにできることも知っていました。
パンの絵本 パンやのくまさん
もうひとつ紹介したいのが『パンやのくまさん』です。



近所のお客さんがやってきます
パン屋さんの日常が描かれていて、普通のことばかりなのになぜかほっこりします。
まとめ
今日は、「パンの型に入れる生地量は計算法があるよ」、「生地の比容積を知っておくと便利だよ」
そして「絵本からもパンが学べるよ」っていうお話でした♪



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