


本日のパンは、マロンぱんとりんご入りの紅茶ブレッドです。
▣マロンぱん…NO.7菓子パンレシピの生地を使用し、甘栗あんと甘栗を包みました。
▣りんご入りの紅茶ブレッド…中種法で作った生地に紅茶を練り込み、成型時にリンゴ煮を包みました。
参考記事:NO.7菓子パンレシピ
食パンのはなし
菓子パンのはなし
パンの歴史④ 日本のパンその2 あんぱんからはじまった

マロンぱんは栗に見えるように
ココアパウダーとケシの実で仕上げました♪
本日のそれぞれの温度

パン作りの大切なポイントのひとつが、仕込み生地の捏ね上げ温度です。
目標の捏ね上げ温度を実行するためには、あらゆる温度計測から水温を出してミキシングを開始します。
また、一次発酵・ベンチタイム・二次発酵の時間にも影響しますので、毎回温度を載せています。
《本日の気温 18℃》2022.11.19(土)晴れ
《マロンぱん》室温 24℃ ストレート法
・粉温 22℃ ・水温 24℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 27℃/28℃ (-1℃)
《りんご入りの紅茶ブレッド》室温 22℃ 中種法
中種 ・粉温 21℃ ・水温 26℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 24℃/25℃ (-1℃)
本捏ね ・粉温 22℃ ・水温 25℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 27℃/27℃ (±0℃)

《水温について》
関東の秋や春の気候だと、
一般のレシピによく載っている「ぬるま湯」の感覚で
だいたいうまくいきます♪
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
パンの作り方 製法②中種法
ミキシングのポイント
マロンぱん

今は栗の季節で、製菓材料屋さんでも、マロンアイテムが多く並んでいます。
そこで、以前マロン食パンで使用した「マロンペースト」とは異なる甘栗あんに出会いました。
小さなパック(300g)を手に取り、これじゃ生地に対して栗あんが少なすぎる…と計算。
価格を見て甘栗あんは1袋にして、食感が違う栗を入れてかさ増し作戦にしよう!
栗の甘露煮と迷いましたが、結局、栗って高い(・_・;)。
そんな時、ふと、お菓子コーナーでよく見かける「剥いた甘栗」ってパンに使ったらどうなんだろう?って思いつきました。
今回は、そういうチャレンジです。
結果は、「剥いた甘栗」って使える!
栗あんに加えるだけでなく、水分量からして生地に練り込むにも向いている!という発見でした。

仕上げのケシの実のぷちぷち食感や
芳ばしさと甘栗の相性もよかったです♪
参考記事:《本日のパン》2022.7.2マロン食パン・カスタード&レーズン
マロンぱんの作り方
マロンぱんの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。






多少の時間がかかる


(捏ね上げ温度確認)











スタンプでつける






【アルミホイルで作るスタンプ】
卵液に一度つけると
ケシの実がつきやすくなります。
パン生地にスタンプすると継続してスタンプできます♪
あんぱんの時にも同様にやってます。
りんご入り紅茶ブレッド

今回のりんご入り紅茶ブレッドは、いつかのアップルブレッドのリベンジです( *´艸`)
その時にはミキシング時にリンゴ煮を入れて、風味以外なくなってしまってがっかりしました。
ですから今回は、同じリンゴ煮を成型時に包むように変えました。
生地に練り込んだ紅茶は、最近お気に入りのハチミツ紅茶のティーバックを使用しました。
ハチミツ紅茶の風味とシンプルなリンゴ煮の相性は抜群でした!

わたしがやりたかったのはコレ!
参考記事:《本日のパン》アップルブレッド&ブルーベリーベーグル
パン作りの失敗と原因
りんご入り紅茶ブレッドの作り方
りんご入り紅茶ブレッドの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。






捏ね上げ温度確認

本捏ねの水分として使用














包み込む








本捏ねの際、
食塩+三温糖+紅茶は予め混ぜておきます♪
参考記事:卵のはなし
どうしたらいい?型と絵本のはなし(型に対しての生地量の計算方法)
パン屋さんのオーブン
焼成のはなし
まとめ
今日は「ようやくりんご入りブレッドのリベンジができたよ」
「マロンぱんの卵液は水の霧吹きでもいいよ」
「ココアパウダーをふるう道具は茶こしを使うと便利だけど、なぜかうちにないのであく取りで代用したよ」
「今日もおいしくできました♪」というおはなしでした。
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