本日はクリスマスシュトーレンを作りました。
クリスマスシュトーレンはクリスマスのアドベントの期間に食べられるドイツのイースト菓子です。
シュトーレンには色んな種類がありますが、日本ではドライフルーツがたっぷり入ったものが知られています。
わたしはこれを毎年2回に分けて20個作ります♪
参考:クリスマスのパンのはなし
ナッツとパンのはなし
レーズンパンのはなし
本日のそれぞれの温度
パン作りの大切なポイントのひとつが、仕込み生地の捏ね上げ温度です。
今回のクリスマスシュトーレンは加糖中種法で作りました。
2回作っていますが、ここでは1回目の温度だけ記載しておきますので参考にしてください。
《本日の気温 14℃》2022.11.26(土)晴れ
《クリスマスシュトーレン/中種》室温 22℃
・粉温 22℃ ・水温 24℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 24℃/24℃ (±0℃)
《クリスマスシュトーレン/本捏ね》室温 24℃
・粉温 24℃ ・水温 26℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 28℃/28℃ (±0℃)
部屋は暖房をつけています。
生地の乾燥は要注意です!
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
パンの作り方 製法②中種法
クリスマスシュトーレン
クリスマスシュトーレンはイースト菓子。
パンと言うよりケーキのジャンルなのかもしれません。
本場ドイツではクリスマスの1ヵ月前から、毎日少しずつ薄くスライスしたシュトーレンを食べ、
クリスマス当日を迎える伝統なんだとか。
そのため、保存が効くし、おいしさも長持ちします。
ポイントは、長時間発酵と、砂糖をたっぷり使うことにあります。
生地には砂糖とバターをたっぷり使うため、混ざりやすくするために『前処理』を行います。
また、焼き上げた熱いうちに溶かしバターに浸す『どぶ漬け』も昔の人が考えた保存方法なのでしょう。
前処理と溶かしバター、この2つのスタンバイが大事!
溶かしバターにするためには
バターを入れたガラスボールを焼成中のオーブンの上に置いておけばOK♪
クリスマスシュトーレンの作り方
クリスマスシュトーレンの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。
今回は忙しかったので3日後に仕上げ作業をしましたが、
冷蔵庫で冷やすのは1晩でOKです。
2回目は天然酵母使用
2回目は今日焼きました。
今回は、生イーストではなく、天然酵母(さくらんぼ)を使用しました。
生イーストとの違いで、水分調整をしたので生地はやや硬め。
そしてボリュームはあまりでませんでした。
今日は【2022.12.8(木)晴れ気温7℃】です。
生地の捏ね上げ温度は1回目同様でした。
このボリュームのちがいは酵母によるものだといえます。
参考記事:焼成のはなし
パンの保存のはなし
パン作りの失敗と原因
まとめ
今日は「クリスマスシュトーレンを焼くと年末を感じるよ」
「自分用はほんの少しであとは贈り物にしているよ」
「毎年贈るみなさんに、今年も好評でした♪」
「冷蔵庫に入れて1ヵ月はおいしく食べられるよ」というおはなしでした。
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