本日のパンはオートミールのトマトブレッドとウィンナーロールの2種類です。
▣オートミールのトマトブレッド…オートミールの前処理以外の水分をダイストマト(缶)で仕込みました。
▣ウィンナーロール…ミルクパン生地にウィンナーを挟んでケシの実をトッピングしました。
本日のそれぞれの温度
パン作りの大切なポイントのひとつが、仕込み生地の捏ね上げ温度です。
目標の捏ね上げ温度を実行するためには、あらゆる温度計測から水温を出してミキシングを開始します。
また、一次発酵・ベンチタイム・二次発酵の時間にも影響しますので、毎回温度を載せています。
《本日の気温 27℃》外は嵐!
室温は28℃前後のため、エアコンをつけないでミキシング開始しました。
オートミールのトマトブレッドの一次発酵が終了するころの室温は30℃です。
《ウィンナーロール》室温 28℃
・粉温 28℃ ・水温 11℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 28℃/ 27℃ (+1℃)
《オートミールのトマトブレッド》室温 28~30℃
・粉温 20℃ ・水温 5℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 22℃/ 27℃ (-5℃)
「前処理したオートミール」と「トマト缶」と「計量した小麦粉」は
冷凍庫や冷蔵庫で冷やしましたが、冷やし過ぎてしまいました( ゚Д゚)!
そのため、発酵時間を10分延ばしました。
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
オートミールのトマトブレッド
以前、オートミールの記事にコメントをいただきました。
『キノコたっぷりのトマトスープとオートミールをお弁当にしてる…』と。
なんておいしそうなのでしょう!
そこで、前回とほぼ同じ配合で水分をダイストマトに代えてオートミールのトマトブレッドを作ってみました。
前回はこのような出来です↓
参考:本日のパン2022.7.16 (オートミールブレッド/ホワイトロール)
オートミールのトマトブレッドの作り方
オートミールのトマトブレッドの作り方を写真のギャラリーでご覧ください。
捏ね上げ温度が低かったので心配しましたが、
10分の一次発酵延長で多少は回復しました。
しかし、今度は二次発酵が早かった…Σ(・ω・ノ)ノ!
慌ててフタをしてオーブンに入れましたが
窯伸びが弱く、ボリュームに欠けました。
二次発酵不足ですね(-_-)
ウィンナーロール
ウィンナーロールは、ウィンナーと相性のよいミルク入りの生地にしたくて、
以前作ったモンブロートの生地を採用しました。
仕上げトッピングのケシの実も似せています。
モンブロートはこんな感じ↓
参考:本日のパン2022.6.11(モンブロート/ローズマリー&くるみのパン/フォカッチャ)
ウィンナーロールの作り方
ウィンナーロールの作り方を写真のギャラリーでご覧ください。
参考:焼成のはなし (オーブンの癖や焼成のポイント)
本日のパン まとめ
仕込みの順番は、ウィンナーロールが先です。
オートミールの前処理と計量後に材料を冷やしている1時間に、ウィンナーロールを仕込みました。
今日は「結局、捏ね上げ温度が低すぎたのでパンに影響が出ちゃったよ(オートミールのトマトブレッド)」
「トマトとオートミールのぷちぷち食感がおいしくできたよ」
「ウィンナーロールにはチーズやコショウのアレンジもイケそうだ」
「酷暑にも嵐にも負けずにパンが焼けて嬉しいな」というおはなしでした。
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