

フタをしてオーブンへ

本日のパンはしましまベーグルとカルピスブレッド(角食)とレーズンブレッドの3種類です。
実は最近、なにかと立て込んでしまい、かろうじてパンを焼いていたものの
紹介する用の写真などは一切撮らずに、人にあげる分と自分用を焼いては消費していました。
この間に焼いていたのは、レーズンパンやローズマリー&くるみのぱん、
そしてはちみつ紅茶みるくなど、すでに何度か紹介しているパンたちです。
参考記事:ローズマリー&くるみのぱん 《本日のパン2022.4.16/2022.6.11》
はちみつ紅茶みるく 《本日のパン2022.9.24》
▣しましまベーグル…2色のココアパウダーを使ってしましま柄に仕上げました。
▣カルピスブレッド(角食)…カルピス原液を使用する食パンです(2回目)。
▣レーズンブレッド(山型)…加糖中種法で作った型焼きのレーズンパンです。
最近人にあげるために作ったレーズンパンも今回と全く同じ製法ですが、その時はちいさな丸い成型にしました。
本日のそれぞれの温度

パン作りの大切なポイントのひとつが、仕込み生地の捏ね上げ温度です。
捏ね上げ温度の話を毎回載せていますが、
先日「このブログを見てから『そんなに温度管理してないや』とパン作りをしなくなった」という声を聞きまして…(・・;)
ごめんなさい。そんなつもりじゃなかった…。
『温度管理をすることで、季節や気候が変わっても同じ仕上がりを目指せますよ』ということが言いたいです。
ぜひ、パン作りを再開してください!!(*´ω`*)
《しましまベーグル》2022.10.30(日)くもり 気温 16℃ 室温 21℃
・粉温 22℃ ・水温 21℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 26℃/28℃ (-2℃)
《カルピスブレッド》 2022.10.23(日)晴れ 気温 24℃ 室温 25℃
・粉温 25℃ ・水温 28℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 30℃/28℃(+2℃)
《レーズンブレッド》2022.10.30(日)くもり 気温 16℃ 室温 21℃
【加糖中種】2.5時間発酵
・粉温 22.5℃ ・水温 29℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 27℃/27℃ (±0℃)
【本捏ね】20分発酵
・粉温 22℃ ・水温 23℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 28℃/28℃ (±0℃)

捏ね上げ温度がやや低かったしましまベーグルは
一次発酵の時間を10分延長しました。
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
パンの作り方 製法②中種法(中種法の場合の捏ね上げ温度&計算方法はこちら
しましまベーグル

しましまベーグルは、浮き輪みたいですよね!
ブラックココアパウダー(黒)とココアパウダー(茶)を使って2色の生地ができました。
本体には溶けにくいチョコチップも加えています。
いつものベーグルとは一味違って見えますが、レシピ2‐②が基準となっています。

ブラックココアパウダーは
オレオクッキーやティラミスなどに使われている少し苦みのあるココアです。
しましまベーグルの作り方
しましまベーグルの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。


(ココア・チョコチップ以外全部)































細長いひも状にする生地は
分割後から棒状にしています。
カルピスブレッド(角食)

前回、カルピスブレッドを作ったら、おすそ分けに食べてもらった一家にも大好評!
自分でもお気に入りのパンとなりました。
余談ですが、前回(2022.7.28)はカルピスを開封してそのまま、棚に常温で置いていました。
ある夜、ボンッ!!!というすごい破裂音がしました( ゚Д゚)
何事かと思い、音がした方に行ってみると…なんとカルピスが飛び散って大惨事!!!!
カルピスが夏の室温で発酵し、蓋を押し開けてボトルごと吹っ飛んだのです。なんちゅーこっちゃ。
カルピスの開封後は冷蔵庫に入れなくてはいけなかったのですね。気を付けます。
さて。その前回は三つ編みの型焼きにしましたが、今回は角食の成型にしました。

個人的には角食の方が
クラム(身)のキメが細かくてきれいなので好きです。
参考記事:本日のパン2022.7.28(カルピスブレッド、YGベーグル)
ツォップのはなし
食パンのはなし
カルピスブレッド(角食)の作り方
カルピスブレッド(角食)の作り方を写真のギャラリーでご覧ください。







捏ね上げ温度確認














これは日にちが経ってもしっとり長持ちするのでとっても好きです♪
レーズンブレッド

定期的にレーズンパンが食べたくなります。
バターロール生地(レシピ1)にレーズンを加えるのも簡単(短時間発酵)でいいけれど、
やっぱり、レーズンパンのために作った、加糖中種法のこのレシピがお気に入りです。

成型は久しぶりに型焼き(山型)にしようと決めました(^^♪
参考記事:レーズンのはなし(レーズンが入ると型焼きの生地重量が変わるというはなしはこちらから)



油脂はショートニングにするつもりが、
足りなかったので無塩バターとの併用です
レーズンブレッドの作り方
レーズンブレッドの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。





(捏ね上げ温度確認)



(バター・レーズン以外)

















このレシピでは加糖中種は2.5時間発酵させますが、
本仕込の後の一次発酵は20分です。
加糖中種を仕込んで、寝かせている間に
しましまベーグルの仕込みから焼き上げまでが終わる感じです。
まとめ

今日は「本日のパンって言ってるけど2日分をまとめて紹介したよ」
「ブラックココアパウダーを見つけてテンションがあがったよ」
「カルピスブレッドのために買ったけど、最近はホットカルピスにはまって毎晩のんでいるよ」
「パン焼きはわたしの一番の息抜き!」というおはなしでした。
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