


本日のパンは、はちみつ紅茶みるく とかぼちゃぱんの2種類です。
▣はちみつ紅茶みるく…ミルクパン生地に紅茶の茶葉を加えて練り込みました。
▣かぼちゃぱん…かぼちゃフレークを練り込んだ生地でかぼちゃペーストを包みました。
両方ともいわゆる菓子パンです。
脱脂粉乳のはなしをしたばかりなので、2種類とも脱脂粉乳(スキムミルク)を使用しています。
本日のそれぞれの温度

今回もパン作りの大切なポイントのひとつである温度の確認をします。
良い生地を作るためには、目標の捏ね上げ温度に「より近い温度」に捏ね上げることが大切です。
そのために、あらゆる温度計測から水温を出してミキシングを開始します。
また、仕上げの生地温によってその後の工程にも影響します。そのため、毎回温度を載せています。
《本日の気温 25℃》2022年9月24日(土) 大雨
《かぼちゃぱん》室温 27℃
・粉温 26℃ ・水温 28℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 30℃/28℃ (+2℃)
《はちみつ紅茶みるく》室温 27℃
・粉温 26℃ ・水温 26℃
・実際の捏ね上げ温度/目標の捏ね上げ温度= 32℃/32℃ (±0℃)

外は雨。湿度はそこそこあります。
この気温・室温ならばもう冷水は使いません。
参考:捏ね上げ温度とミキサーのはなし (仕込み水温の計算の仕方)
はちみつ紅茶みるく

ティーバックの茶葉をパンに練り込むのはとってもおすすめです。
茶葉によってはブレンダーで挽く必要がありますが、ティーバッグの中身はだいたい細かく挽かれています。
ミルクパンに混ぜればミルクティーのようになるので、お気に入りの組合せです。
普段は、アールグレイやアップルティを使用することが多いのですが、
今回は、はちみつのフレーバーが効いている茶葉を使用して、はちみつ紅茶みるくになりました。

生のはちみつはパンに練り込んでも香りが消えがちです。
ところが、はちみつフレーバーティーは焼きあがっても甘い香りが残ります♪
はちみつ紅茶みるくの作り方
はちみつ紅茶みるくの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。









(薄い膜=◎)

→一次発酵











柔らかい生地なので適度に手粉を振りながら作業しました♪
かぼちゃぱん

最近の秋の気配で、やっぱり食べたくなるのがかぼちゃ。
ベーグルにしようか、食パンにしようか迷っていたら、
かぼちゃペーストがあったので、あんぱんのアレンジでかぼちゃぱんに決めました。

今回採用のあんぱん生地はノータイム法です。
短時間発酵で簡単!
かぼちゃぱんの作り方
かぼちゃぱんの作り方を写真ギャラリーでご覧ください。








(薄い膜=◎)

→一次発酵












今回の失敗は天板にのせる個数が多かったこと。
欲張って6つのせてしまったけど
この大きさでは発酵しボリュームが出てくっついてしまいました(>_<)
まとめ

今日は「トロワグロのハードパンを食べながら、このやわらか菓子パンを作ったよ」
「パン屋巡りは製パン意欲を搔き立てる」
「湿度が高くて室温が28℃くらいでパン作りに適した季節になってきた!」
「製菓材料店もハロウィンでかぼちゃ推しだよね」
「はちみつ紅茶みるくとかぼちゃぱんの食べ合わせもよかったよ」というはなしでした。
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