
世界にはナッツを使ったパンがたくさんあります。
例えばクルミなら、パン生地には20%~35%加えます。
もし、複数のナッツ(ひまわりの種、ヘーゼルナッツ、松の実など)を加えるなら、合計で30%になるように配合するとバランスが良いです。
もちろん、ミキシング時にナッツを投入するのは、生地が出来上がってからです。
ナッツの種類によっては、生のままでは良くないので、オーブンで素焼きしてから使用するものもあります。

食事パンにもおやつ向きの甘い生地にも合わせやすいので
ナッツはとても優秀です!
ナッツってなぁに?

まずは、種実類(しゅじつるい)について触れておきます。
種実類とは、食用の種子のうち「穀類と豆類以外のもの」を指します。
一方でナッツとは、食用部である種子が殻に包まれているもののことです。
【穀類と豆類以外の食用種子で殻に包まれているもの】
アーモンド、くるみ、栗、ピスタチオ、ココナッツ、ひまわり、銀杏など
そして、「種子類ではない豆類」や「ドライフルーツ」をナッツとすることがあります。
そこに当てはまるのがこちら↓です。
【種子類ではない豆類やドライフルーツ】
レーズン、プルーン、エンドウ豆、大豆、ソラマメ、ひよこ豆、ジャイアントコーン、
デーツ(ナツメヤシ)、クコ、さんざしなど

種実類の中で小粒のもの(亜麻仁、胡麻、ケシなど)はナッツとしません。
いろんな形状




食用のナッツ類の多くは、フレッシュな種をそのまま食べません。
そこで加工をするのですが、最も多いのが殻や表皮をとって乾燥させたものです。
さらに、砂糖や食塩、油脂などで調味加工されたものもあります。
また、すり潰してミルク状にしたものは、ミルクと同様の使用ができます。
そして、バターやオイルにもなります。

ミルクやバター、オイルについてはこちらをご覧ください!
どんなパンがあるの?
世界のナッツ入りパンで、知名度が高いのは、ドイツの「クリスマスシュトーレン」や
イタリアの「パネトーネ」などのイベント菓子パン(クリスマスやイースター)あたりではないでしょうか。
また、ハード系のライ麦入りパンにもナッツやドライフルーツの組合せを見かけます。
そして、テーブルロールの生地にも、レーズンやクルミ、クランベリーとの相性は抜群です。













イースターのパンはこちら↓をご覧ください。
色んなナッツ

色んなナッツを写真で紹介します。

















まとめ

今日は「わたしは高校生の頃にナッツの食べ過ぎで皮膚科に通ったよ」
「痛い目にあってもヤメラレナイトマラナイおいしさを持つのがナッツの凄さ!」
「そのまま食べてもパンにのせても、生地に混ぜてもおいしいナッツは無限の可能性があるよ!」
「値上がりはやっぱりここにも影響しているね」「健康志向の人にもナッツは大人気!」
「まだ知らないナッツが世の中にはありそうなので、今後もナッツの世界から目が離せないね」というおはなしでした。

わたしは軽度のナッツと豆アレルギーです。
でも軽度なのでいつも挑戦していますΣ(・ω・ノ)ノ!
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