わたしの大好きな“パン屋さん“ですが、突然「パン屋さんってあいうえおだなぁ」とひらめいてしまいました。
この後、これがシリーズ化しまして
現在まみむめもまで続編があります。
パン屋さんの 「あ」
パン屋さんは 「あったかい」
パン屋さんは「あ」ったかいです。パン工房だけではなく、店内も「あ」ったかいです。
これは室温のことで、寒いパン屋さんってあんまりないと思います。
だいたいのパン屋さんはオーブンが1日中稼働していますので、店内を「あ」たためます。
パン屋さんは 「あつい」
パン屋さんは「あ」ついとも言えます。
まずは、夏場などは、室温が「あ」ったかいを通り越して「あ」つい(暑い)になります。
もうひとつは、「あ」つい(熱い)。
そうです、パン屋の勲章と呼ばれたりもしますが、火傷はつきものです。
オーブンにふれたり、オーブンから出した熱々の天板にさわってしまったり、フライヤーで中身が爆発したり…
ほとんどのパン屋さんはひじ下に数個の勲章を持っています。
また、焼きたてのパンを素手で取り出すこともあるため、手の皮が「あ」つく(厚く)なります。笑
パン屋さんの 「あさごはん」
「パン屋さんって朝何を食べるの?」ってなぜか時々聞かれるんですよね。
早朝から工房にいるので、朝ごはんは職場で食べるものです。
経験上、パン屋さんの「あ」さごはんは、“昨日の残りパンのリメイクパン“が多かったです。
ちなみに知人のパン屋さんのお昼ごはんは「仕出し弁当」でした。
プチペの時はサラダとパンなど
やっぱりパンを食べていました♪
パン屋さんの 「い」
パン屋さんは 「いいにおい」
パン屋さんって「い」いにおい!まずは絶対にコレですよね。
作る側にとっては、イーストのにおいや、発酵生地のにおいも最高に好きなのですが、
焼きたてパン・パン屋さんに入った時のにおいはもう…全部吸い込みたいですよね!
アパレル販売員の後に外回り営業の仕事をしていたこともあるのですが、
担当エリアに大きなパン工場があった時は、一日中パンのにおいが漂っていてシアワセでした。
フランスには、
「パン屋さんのにおい」という芳香剤がありましたよ(^^♪
パン屋さんは 「いたい」その1
「あ」つい(熱い)の次に、「い」たい(痛い)を出してしまってスミマセン。
その1として、パン屋さんは腰が「い」たい(痛い)です。
小麦粉や砂糖袋が重いことは以前におはなししましたが、大型パンの焼きあがり取り出しや天板掃除も地味に腰にきます。
一日中立ち仕事の職業の方はみな同じかもしれませんね。
加えてパン屋さんの作業はだいたい前かがみです。腰痛や猫背とも友だちです。
さらに、麺台(作業台)やオーブンの高さは男性向きに作られているので
女性はさらに体勢がキツイこともあります(・・;)
パン屋さんは 「いたい」その2
その2としては、絶対にやってはいけないのが、ミキサーに手を入れることです。
慣れてくると、ミキシング終了時の惰性で回転しているときに、生地具合をみるためにミキサーボールに手を入れてしまいます。
やってはいけないんです。
わたしは一度「い」たい(痛い)目に遭い、気づいたら気絶していました。
パン屋さんのコンクリート(床)の冷たさと、パンが焼けたけたたましいブザーで目が覚めました。
パン屋さんは 「いたい」その3
その3としてのパン屋さんの「い」たい(痛い)は、この写真を見たら想像できると思うので、多くを語らないでおきます。
やわらかい・水分含んでいる焼きたてパン・ハード系のパンでも、
パンスライサーに怖いものはなく、好みの厚みに簡単にスライスできます。
おなじく波刃包丁もサンドウィッチを作るときや、くるみやレーズンなどが入ったパンに重宝します。
指のけがをすると、
救急バン(バンドエイド、カットバン…)が外れてはいけないので
ビニール手袋での作業になり、2倍不便になります(-_-)
パン屋さんの 「う」
パン屋さんは「う」そ(嘘)がつけない。
パン生地は非常に正直です。状態が悪いと修正できることもありますが、焼き上がりに出てしまいます。
そして、特にパン生地を作っている人の気持ちがパンに表れてしまいます。
悲しい気持ちだと悲しい味のパンになりますし、怒っていると怒った味になります。
冗談なのか…↓
パン生地を作るときに「コノヤロー」とケンカ相手を思ってパンを叩きつければよい
と助言するのを聞きますが、あれは間違いです。
パンは楽しく作るものです(^^♪
パン屋さんの 「え」
パン屋さんは「え」がお(笑顔)になる!
パン屋さんで不機嫌な人に出会ったことがない気がします。
中にはご機嫌ななめな人もいるのかもしれませんが、
働いている人もお買い物してる人もノーマル状態~「え」がお(笑顔)だと思います。
たまに、トングをずっーとカチカチカチカチ…鳴らしていて気になる人はいますけどね。笑
パン屋さんの 「お」
パン屋さんの「お」は、「お」いしい(美味しい)!が一番に出てきます。
そのほかには、パン屋さんは「お」もしろい(面白い)人が多いです。
わたしのまわりだけ?(笑)いやいや…そうでもないと思いますよ。
「お」もしろい(面白い)って色々あると思いますが、いわゆる陽気な人ですね。
真面目なんだけれど「ま、いっか」が口癖のような。
パン職人はO型とB型が多いと言われています。
日本のパン学校のパン科は確かに男性はB型が多く、女性はO型が多かった…
パンの国;フランス人はB型が主流です。
ちなみに洋菓子科と和菓子科はA型が多かったと聞いています。
信じるか信じないかは、あなた次第です( *´艸`)
まとめ
今日はパン屋さんの「あ」「い」「う」「え」「お」から、
「パン屋さんは痛いこともあるけど楽しいよ」「パン職人はおもしろい(のか?)」というおはなしでした。
ちなみにわたしは、O型のお調子者です(^^♪
続き:パン屋さんのかきくけこ
パン屋さんのさしすせそ
パン屋さんのたちつてと
パン屋さんのなにぬねの
パン屋さんのはひふへほ
パン屋さんのまみむめも
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