


今日はイーストを使わないクイックブレッド、スコーンのレシピ&作り方をお届けします♪
参考:パンの歴史①古代;小麦栽培~発酵パンの発見
パンの歴史②エジプト~中世ヨーロッパ;製粉、製パン技術の発達

作り方を覚えてしまえば超簡単!
生地作りは20分くらいでできますよ。
スコーンのレシピ
スコーンの材料はとってもシンプルです。
最近ではコンビニでも揃いますので、思いついたらすぐにとりかかれる利点があります。
《材料》 プレーンスコーン5個、クランベリースコーン6個、ブルーベリースコーン6個
・薄力粉…230g
・ベーキングパウダー(BP)…10g
・食塩…1g ※有塩バター(マーガリン)使用の際は食塩不要
・無塩バター…60g ※固いままが好ましい
・牛乳…100g
《アレンジレシピ》
・ドライクランベリー…約50g ※出来上がり生地1/3(約130g)に対して
・ドライブルーベリー…約50g ※出来上がり生地1/3(約130g)に対して


(食塩1gも同じボールでOK)


スコーンの作り方


簡単に言うと『混ぜて焼くだけ』です!
用意するもの;ボール、篩(ふるい)、木べら
《作り方》
①計量…材料をはかる
②薄力粉+BP+食塩をふるいにかける
③②とバターを手で混ぜ合わせる(そぼろ状になるまで)
④牛乳を3回に分けて加え、木べらで切るようにまぜる
⑤ある程度まとまってきたら、手で押しながら生地をまとめる
⑥好みの大きさにちぎって分割(今回は一口サイズ;25~30g)
⑦まるめて、天板に並べる
⑧230℃のオーブンで18~20分焼成
⑨出来上がり
スコーンの作り方 写真ギャラリーで紹介


溶けて粉にまざっていきます






しっかり混ぜ込む


今回は生地を3等分にします


捏ねないようにまぜる


道具不要!

25~30gに分割
(一口サイズ)

天板に並べたらオーブンへ!

オーブンの予熱を忘れても、
スコーンの場合は発酵しないので
予熱完了まで待ってくれます♪ほっ
スコーンってなぁに?
スコーンはスコットランド生まれのイーストを使わないパンです。
さかのぼると、1500年代(日本は戦国時代)の文献が出てくるのですが、
今のようなスタイルになったのは、19世紀ころだと言われています。
もともとは、バノックと呼ばれる種なしパンでした。
小麦や大麦などに牛乳、バターを混ぜて作るクイックブレッドです。
イーストを使わないパン
スコーンの他にもイーストを使わないパンはあります。
マフィンやブレッド(パウンドケーキのような…)と呼ばれているものたちです。
“パンとクッキー(またはケーキ)のあいの子”と呼ばれることも多いです。
これらの区分は、粉・油脂・水分・配合や混ぜ方のちがいです。
クリームティーしませんか?
イギリスでは、スコーンにジャム&クロテッドクリームをセットにして紅茶を飲むことを
『クリームティー』と言うそうです。
海外旅行に出かけた気分でおうちでクリームティー、やってみませんか?

スコーンの楽しいアレンジ
スコーンは様々なアレンジを楽しむことができます。
今回はクランベリーが50g弱あったので、「スコーンを作ろう!」と思ったのですが、
例えば、くるみやパセリ、チーズ、コショウ、ゆで小豆…などはどうでしょうか。
また、バターをショートニングに代えたり、
牛乳をヨーグルトや生クリームに代えるのもいいですね!
そして、サイズをもっと大きくすることによって、
クリームチーズ&サーモンをサンドするなど食べ方も変えられます♪

何通りもの味が楽しめるお手軽なスコーン、
ぜひ一度試してみてください!
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