
パン屋さんのお会計のはなしです。
先日、いとこと出かけた際の移動で、
タクシーを使い慣れている彼は、知らない間にアプリでタクシーを呼び、
「支払いはネットで!」と言いながら颯爽と降りて行き、わたしを驚かせました。
このように、支払いスタイルは日々進化をしています。
パン屋さんのお会計も同様です。

パン屋さんのお会計 1990年代
わたしは1990年代に、パン屋さんで販売のアルバイトをしていました。
東京のパン学生だった頃に、学校と自宅の乗換駅だった渋谷の大手ベーカリーP、
そして、卒業してから留学までの3か月間、水戸市のスーパー内ベーカリー大手Lです。
どちらも大手なので、パンの種類がすさまじかったです。(200~300種類)

(バイトの先輩にもらい覚えたもの)

その頃は今ほどオタクではないですし、
パン屋めぐりも大手のパンよりも個人ベーカリーに貢いでいたので
入店前から全部のパンを知っているということはありませんでした(多分誰もがそのはず)。
パンの販売の仕事はお会計。つまり、金額をレジ打ちしてお金をもらい、パンを包んで渡すのがお仕事の流れです。
ひたすら商品名と金額を覚えました。
1990年半ばですから、さいわいイートインはなかったです。
あればもっとややこしいことでしょう。
1990年代のレシート
当時のレシートはこんな感じです。

1990年代 パン屋さんのレジ打ち内容
このように、お店によってちょっとずつ名称は違うけれど、よくみると内容はだいたい同じです。
パターン1 *部門NO.+金額 *パン、調理パン、サンド、ケーキ、総菜、焼き菓子、ドリンク…
パターン2 *名称+金額 *菓子パン、食パン、サンド、…
パターン3 *金額のみ *金額手打ち
パターン4 *商品名ボタン *商品名を探せば金額は登録されている
とにかく覚えること/レジに打ち込むことが多いんですよね。
さらに、客層・年代を集計しているお店はもっとポチポチとレジ操作しなくてはなりません。
似たようなパンなのに、値段が10円20円違ったりするので大変です。
空いていればいいけれど、20人くらいは並んでいるので自分でできる最速にチャレンジです。
パンの金額が思い出せなくなる夢…いまでもたまに見ます。汗

年齢的に通じるなら、
大昔のキオスクのおばさんってすごかったですよね。
スピードと暗算力!

パン屋さんのお会計 2000年代
パン屋さんのお会計、2000年代はどう変わったか。
わたしにとってはプチペ閉店後が2000年代初期なのですが、
そのころお世話になっていた友人のパン屋さんでは、バーコードのシールをパンに貼っていました。
シールを貼れない状態のものは、バーコードシールを読み込めばいいようになりました。
パンの見た目(名前)を覚えれば良いだけって、本当に楽でした♪
パン屋さんのお会計 近年のレジ
2000年代も20年経っている今、近年のお会計はというと
コンビニやスーパー、百円ショップのセルフレジ、
カード決済、キャッシュレス決済…
そして、コロナ対策としてもパン屋さんの変化(進化)は目覚ましいものがあると感じています。

出会ってびっくりのAIレジ
そんななかでも出会ってびっくりしたのは、AIのレジです!
あなたはこのお会計方法をもう体験されましたか?
パンを置いたら、AIがパンを認識してパンの種類と金額が出ます。
誤りがあれば修正して、お会計に進むというものです。
感動しました!!!
これをもう一度見たくて、そのパン屋さんに何度か行ったほどです。
わたしが出会ったのは神奈川県内平塚市のパン屋さんです。
ここは入金はセルフ式だったので、パン屋さんはパンを包むだけでした。
AIレジメーカー ぱんレジさん から動画をひっぱってきました↓
AIレジを検索していると、ほっこり話をみつけました。
4歳の女の子の手が「クリームパン」と認識されて加算されたらしいです(^^♪
きっと女の子は、トレーに近いところでレジにしがみついて見ていたんでしょうね。
認識画面には女の子の手が緑にふちどられて、まるでクリームパンだったそうです。

今日は「パン屋さんのお会計って昔は大変だったよ」
「今は衛生面改良、なおかつ間違えづらくなってるね」
そして「パン屋さんってなんだかあったかいね」っていうお話でした。
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